ハクメイとミコチの感想と考察〜第2話ふたりの歌姫
【ネタバレ】先に漫画を読んでくれないと
アニメの第1話は、きのうの茜と舟歌の市場。なので、エンディングのHarvest Moon Nightが、ミコチとコンジュに歌われてると知っても、コンジュって誰?状態。
漫画では第2話から登場する主要キャラクター。歌うお姉さんであり、いじわるな姉キャラかと思ったら、愛すべきおバカさんだ。
コンジュは旅の吟遊詩人であり、オリジナルの歌を披露しておひねりをもらう旅芸人だ。マキナタの収穫祭で投票で歌姫に選ばれ、祝歌を披露するとこになった。
ところがノーエントリーでミコチも選ばれ、気にくわないコンジュとやる気のないミコチが、なんだかんだあって最後は一緒に歌う、という話である。
まずこの話で、ハクメイとミコチが暮らすマキナタの町が紹介される。
ミコチは夢品(むじな)商店というアナグマのスズミさんが経営するお店に食べ物やお茶などを卸すことを生業としていて、お祭りで屋台を出店するときは、いつも手伝っているようだ。
スズミさんは経営手腕は高いが、わりと無理な注文も平気でするらしい。この辺は別の話ででてくる。
コンジュの登場シーンは、いかにもライバルキャラ登場といった感じ?美人のいじわるなお姉さん枠だ。胸のハープは服の一部ではなく、ボタンにハープを引っ掛けて吊るしてるらしい。ノースリーブのワンピースに背中丸出しで、ハクメイやミコチにはない?色っぽさがある。
歌姫に選ばれて紹介されるコンジュは、かなり得意げだ。
それだけ名誉なことなのだろう。
苦労もなく選ばれたミコチに不服なうえに、あっさり辞退されたことにかなりご立腹のようだ。
ミコチは歌姫を辞退したことが付喪神への不敬になってコンジュが怒ったと思っている。ハクメイは「それは違う」と思いつつ、ミコチの誤解を無理に解こうとしないのだ。
なぜだろう?
理解し合わなくても、仲良くはできる、というのがテーマなのかもしれない。
というのも、アニメのオープニングurarの歌詞の中で、
ぼくらってどこか似かよって惹かれあったの?
というフレーズがあるからだ。
よくわからないが、世界のままで空が近づくそうだ。
実は、コンジュと仲良くするのは簡単で、何か美味しいものを与えればよい。コンジュは食べ物をくれる人に懐くという性質がある。
第2話では、ミコチから梨ジャムをもらって喉の調子を整えている。それだけで新築祝いの回にお祝いを届けるほどミコチに懐いた。
風邪を引いたのは風呂上がりに裸で歌ってたから。寝るときは全裸主義なので、まぁ、ハクメイに言われるまでもなく、ただのバカである。
ちなみに、歌が良すぎて、いま使ってる道具たちまで付喪神になっている。漫画では空にいた連中が一時的に取り付いたのかと思ったが、アニメではテントが付喪神になって飛んでいったというセリフがあるので、大損害というか、大惨事じゃないのか?大丈夫か?
翌年から歌姫はひとりって決まりができてたりして…
【アニメ】
アニメでは第3話になる。
漫画では祝歌にどんな歌を歌ったのか全くわからないが、アニメでは周知の通り、エンディングになったHarvest Moon Nightが歌われている。
まずハクメイ、リンゴあめ食うの早いぞ。丸呑みか?
歌姫の印である髪飾りのデザインは簡略化されている。
アニメだとコンジュのわなわな感が面白い。コンジュはとにかく忙しない。
ハクメイがビールを持ってきてミコチと飲むのだが、子供がビール飲んでいいの?と思ってしまう。小人の外見だから。ジョッキが木製なのは考慮?
コンジュ26歳に驚く。
後に19歳で飲酒してる人もでてくるが、外国だと思えばアリか?
焼き鳥はつくねとネギま?美味しそう。
マキナタの街には身長制限を示すゲートがある。アニメで見ると、大きいのと小さいのがある。前は身長制限がなかったが、何かあって小さくなったのか?
クシャミをするコンジュ、もはやネタにされてるぞ。
漫画でもアニメでもハクメイは歌わない。音痴設定なので。