ハクメイとミコチの感想と考察〜第5話仕事の日
【ネタバレ】アマプラに13話が追加になったね
第5話はハクメイの仕事の話だ。二人して大食らいなのに働いてるように見えなかったのでひと安心(K氏談)である。
ご存知の通り、ハクメイは修理屋と大工稼業が仕事で、あまり繁盛していない。ミコチは夢品商店に日用品などを卸しており、大人気である。
この差は、マキナタに来た時間差によるものか?
またハクメイはお金に関してはミコチより大雑把であるようだ。結果、この頃のハクメイには、ミコチのヒモ感が漂う。また、一生懸命稼ごうと無理をしてる感がある。
【あらすじ】
ハクメイがイワシと一緒に風車を修理してたら、足場が崩れて、イワシに助けられて泣いちゃったという話。
扉絵は、風車の歯車をバックにしたハクメイである。風車はマキナタにたくさんあり、度々登場する。この動力を何に使ってるのだろう。穀物の製粉か?
朝、出勤するハクメイは無愛想だ。ミコチによると、殺気立ってる、らしい。気合いが入ってるではなく。イワシによると、その割には、毎回遅刻してるくらしい。
新聞屋はバッタ族の仕事らしい。ワンコインは安すぎる。500円としても三日分。
ハクメイに耳がある。センと同じように尖っているのが分かる。髪を結ってない。バス停で髪を後ろにゴムでとめている。
バス停には楠野前と書いてある。家の前にバス停があるのだ。以前からあったのか?センの改造で、楠が高層集合住宅になったため利用者が増えて増設されたのかもしれない。沼狸バスはヌートリアが引っ張っている。
鰯谷親方が登場する。タオルをかぶってる。タオルのないときも多い。
ハクメイは髪の毛も後ろでとめて、作業着やヘルメット、マスクなど装備をバッチリ決める。
イワシとハクメイのやりとりを見てると、殺気立ってる?とも思えないが。
師匠を使いまくるハクメイ、いきなり昼食を食べる。
タンスを直した話が出てくる。恐らく第1話のタンスのことであろう。爆発で壊れたのだろうか?
事実上ミコチのヒモになってることをイワシに言われて、割と気にするハクメイ。
イワシは屋根を直しているのが気になる。
イワシの、腕はいいんだよな、で繁盛してない感が増す。いい仕事してるから…とリンクしている。
崩れた足場、ハンマーのせいだけでなく、重量オーバーのようだ。以前ののコマより音が大きくなってるのと、荷物が増えている。
ハクメイがイワシを親方と呼んでいる。この後も、ピンチになると呼び方が変わる設定が引き継がれる。
イタチは狭いとこでも通り抜けられる。オスは体長30〜40cm程だが、金網のフェンスくらいなら簡単に通過する。窓に首を突っ込むのも余裕だろう。
給料をもらおうとしないハクメイ。イワシは多分、屋根を全部壊して組み立てるつもりで見積を出してるから、窓が壊れたくらいじゃ赤字にならないぞ。
イワシ、親方やめろってよ。
鼻緒を直して云々は、それで貸し借りなしということだろう。
あとイワシとハクメイは別々に帰る?
第17話では、同じバスに乗って帰って来たが、そっちは乗り換えなのだろうか、降りたバス停の名前が異なる。
行きと帰りでバス停が違う。帰りは待合室のようなものがあり、アジサイが咲いている。上りと下りか?駅名が読めないが四文字。
ハクメイを出迎えるミコチ。急に嫁っぽくなる。ハクメイが働きはじめたことで、嫁の自覚が出てきたの?
ちなみにハクメイがイワシの尻尾が好きという設定はまだでてこない。
【アニメ】
足元の歩き方、イワシとハクメイの出会いからはじまる。いきなり尻尾を触るハクメイ。尻尾好き設定が後の話から逆輸入されてる。
新聞代ワンコインは少なすぎたのか、500円3枚になってる。これだと地方紙の一か月分になる。
イワシの準備万端か!は、日常のゆっこっぽい。
イワシが引き上げる柱が丸太から角材になってる。
ハシゴから落ちたのが分かりやすくなってる。
イワシが窓に突っ込むところで、ハシゴを横に蹴ってるのが音で分かる。結構高いまどなので、実際ハクメイはほとんど落ちてない。
漫画ではノミが落ちてるが、アニメではない?
帰りのバス停は東楠野前と分かる。
ハクメイをお風呂に入れたあとは、結構長いアニオリタイム。ポンカンジャム茶、マグカップが新しくハクメイ専用でミコチのと色違いになってる。ハクメイが直した鼻緒は赤で、後の回でもイワシの足を見ると分かる。
【違いが分かるかを試されてる?】
この回だけでも分かるように、描写がものすごく細かい。説明されないとわからないような細かい点で描写を行なってる。
アニメで追加されたマグカップの取っ手をハクメイの方へ向けるシーンはかなり印象的。
それまでの回のお互いを牽制し合うというか、関係を手探りしてる感から、二人の距離がぐっと近くなっている。
登場人物の距離感を、小道具を使って描写するのは絵画的手法なのか?新鮮な設計である。