ひーらぐ日記

自然をこよなく愛する写真家?趣味や興味や楽しかったことだけ書く。

考察しながら読む少女終末旅行「01星空」

パイプだらけの工場のような場所を進む二人の少女。黒髪の方がチトで金髪の方がユーリ。二人が乗っている車両はケッテンクラートというドイツ車で、文明崩壊後の世界で復元された模造品。

 

舞台は西暦3230年。二人は子供の頃に暮らしていた「おじいさん」がいる場所から、戦火に追われて旅を始めた。地球は自律機械が作り出した基盤と連絡塔からなる階層都市で覆われている。

 

既に都市の機能は失われ、人の姿もなく、動作している機械も少ない。二人はおじいさんの言葉に従い、上層へ向かい食糧や水、燃料を探して補給しながら旅をしていた。

 

ユーリは暗い場所が苦手で、後々に同じような場面が出てくる。

 

二人がいるのが基盤の中なのか、基盤の上に作られた後期文明なのかは、よくわからない。

 

古代文明の文字は普通の日本語で表記され、二人のいる時代はひらがなを進化させたような文字が使われているので一応の区別がつく。なお、漢字を進化させたような文字も出てくる。

 

二人が入った穴の入り口の文字は後期文明の文字だが、中の施設はどうかは分からない。巨大な空調施設は、温暖化で水没した都市に空気を送るものだと個人的には思っている。

 

アニメでは二人が寝ているときにおじいさんの家を出発するときの回想が流れる。このときの二人は幼い子供だが、原作漫画では01星空と変わりない大きな少女になっている。

 

二人の身長を比べると、ユーリの方がかなりガタイがいい。アニメではもっと差がない。この時点で最後のスープと言っているので、かなり追い詰められいる状況だ。

 

第1話が星空で、最終回との対になっている。二人が寄り添って眠るのも。

 

アニメでは縄で縛られた石像が出てくる。神?が迫害された痕跡に見える。文明崩壊後は、神が信仰されていて、それなりに発展していた時代と、神が迫害されて第二次文明が衰退していった時代があるようだ。