ハクメイとミコチ7巻第43話「こし餡と鳥」の感想
※2019年1月15日にハクメイとミコチの第7巻が発売されましたー
セン「そうか、騎鳥便を使ったのか」
ハクメイ「おう、すごかったぞ」
ミコチ「センは見たことあるんだよね」
セ「勿論だ。新鮮な魚を好む鳥もいるからな」
ハ「この扉絵の鳥が何なのかわかるか?」
セ「これはゴイサギだな。左のはオオジシギだろう。右のはカルガモ?いやヒシクイかな」
ミ「上を飛んでるのは?」
ミ「いろんな鳥がいるのね」
セ「長距離を飛べる渡り鳥だな。大型のハクチョウやガンだと1日で1000km飛べる。シギ類だと10000km。比較的遅くていいならカモメやハチクマというワシが数万キロ飛べるな」
ミ「トキもいるらしいわよ」
セ「生まれてすぐ遠くまで旅をするからな。」
ハ「そうか、用途に合わせていろんな鳥を使うのか」
セ「使われてるのは人だぞ」
ハ・ミ「は?」
セ「彼らからしてみれば、人は荷物を運んであげると餌を持ってくる益獣なんだ」
ハ「なるほどな。そういう考え方もあるなか」
ミ「今回頼んだのはチョウゲンボウって鳥だったわよ」
セ「猛禽類は特にプライドが高いからな。ちゃんと頼めてよかったな」
ハ「タカなのにこし餡を頼まれたぞ?」
セ「別に植物質を食えない訳じゃないからな。普通は病気のときに食べたりする。ところで何を送ったんだい?」
ハ「マキナタに来てからの生活とか、ありきたりのことを書いた手紙」
セ「え?」
ミ「まぁ、騎鳥便を使う事が目的だったからね」
セ「それはいいんだが、きっと結婚したか死んだかと思われたぞ」
ハ「あ…」