ハクメイとミコチの感想と考察〜第3話ガラスの灯
【ネタバレ】漫画を買って読んでくれ
漫画では第2話でコンジュ、第3話でセンが登場する。読み切りとして書かれた第1話ではハクメイとミコチとカフゥしか(あと虫?)登場しないので、しばらく新キャラ登場が続く。
後々には登場人物によってハクメイの隠れた?性格がいろいろ明らかになってくるが、この頃はまだ変化がない。
物語はハクメイが水辺で夜釣りをしてるところから始まる。ミコチは釣りをしない。後にハクメイに釣りを教わる回がある。
ミコチによると、魚の幽霊が出るそうだ。巫女なのに、幽霊が怖いのか?そういえば付喪神の祭の由来も知らなかったな。いいのか?
ハクメイには幽霊を食べる特技があるそうだ。
釣れた?魚は、見たところフナの骨格のようだ。体高が高いのでゲンゴロウブナか?大きすぎて釣竿ごと持ってかれた。
ハクメイ、いつも仕掛けが小さすぎ。ハリネズミさんを見習え。
ここでセンが登場する。耳が尖ってるな〜と思ってたら、この世界のヒトは基本そうらしい。
目の瞳孔が、縦に長い。ネコみたいだ。センの出身地ガダイが、北国で日照時間が短く、人々が洞窟で暮らしてることが関係するのだろうか。夜だし、暗いところでは丸くなるのか?
センは19歳。生命を研究する学徒で、普段は川魚を卸して生計を立てている。住んでいるのはカメのジョージの腹の中。骨格だけになった動物に音ランプを付けると、生きていた頃と同じように動かせるという特技?がある。
第2話までは、文明レベルが石炭クラスだったのが、いきなり超高度文明レベルに。ハクメイの世界では、一度文明が壊れたり、国によってかなり差があったりする描写がある。センの出身地ガダイは産業機械やガラスが主産業らしい。
ミコチも子機や無線という概念に驚いてないので普通にあるのだろう。センから届いたカワムツに氷が入ってたので、冷凍庫もありそうだ。
この音ランプ、生前?の鼓動をキチンと再現して伝えないと、うまく動かないようだ。漫画ではキチンと資料を見ながら入力している。
また、音ランプをつけた骨は、思い通りに動かせるというよりは、生前の記憶や性格に沿って勝手に動いてくれるようだ。
フナの骨格がハクメイを襲ったのは、子機とハクメイと一体化することによって新たな力に目覚めるため…でなく一番美味しそうだったから?ハクメイのカナヅチが明らかに。
おととい食べた子機が胃の中から出てくるということは、どっかに引っかかってたんだぞ。ハクメイ鈍感すぎ。カワムツに子機をつけるセンは、意外とユーモアのセンスがあるようだ。
【本当は怖い?セン】
アタシの研究対象は生命…
そう言うセンの上には、たくさんの音ランプが。いったい音ランプとはどうやって作られるのだろうか。そう、この音ランプは「生命」が入ってるのだ。だって研究対象は生命だって言ってるし。
きっと巨大な試験管に生物を入れて、電極差してビリビリさせると、生物の生命が音ランプに取り込まれるのだ。すると元の身体は死?
脳に電極を差して「ブレインアナライザーにかけられた脳は二度と元には戻らない」とか言ってるかもしれない。
センと友達になるのはいいが、いつか「君が死んだら音ランプにしていい?」とか聞かれそう…
センはどうしてマキナタに来たのだろう?
学徒だから卒論の研究のためのフィールドワークに来たのかもしれない。
魚だけじゃなくて、エビも売って欲しい。ヌマエビ、テナガエビ。あとマハゼ、タモロコ、川ボラあたりが美味しい。ウロコで団扇とか扇風機を作ってくれ。
ネコ目に八重歯なので、いつかネコミミコスプレをさせられる運命にある。
【アニメ】
漫画では骨格フナに竿ごと持ってかれてるが、アニメではハクメイがキッチリ竿を持ってる。
センはハクメイやミコチより色白に塗られている。
音ランプはシャボン玉のような色がついている。音を入力すると橙色に光る。動力は不明だ。
第1話と違ってもかなり漫画に忠実である。ネズミの鼓動ファイルと、雨の日のジョージが省かれているだけ。
【センとハクメイ】
好奇心旺盛なセンはハクメイと気が合ったようで、いい遊び友達になったようである。ハクメイは後にセンから火薬をもらって花火や爆薬を作った?りする。
ハクメイが自宅を爆破したとき、家を直してくれた。ひょっとしたら、ハクメイはセンの魚取り業にいろいろ協力してるのかもしれない。